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どうしてフケになるの?

マラセチア菌と脂性フケには密接な関係があります。マラセチア菌が頭皮にいない人はいないのですが、頭皮に汗や皮脂が多い方はマラセチア菌によってフケに悩まされてしまう可能性が高まります。

フケの原因といわれるマラセチア菌について

マラセチア菌はどんな所にでも存在する

海や森の中に潜むマラセチア菌

マラセチア菌は真菌の担子菌類、クロボキン亜門に属していて、この菌は人間のフケの中からだけでなく動物からも発見されているほか森の中、海の中からでさえも発見されていて大抵どんな所にでも存在します。
顕微鏡を通して長い菌糸の塊や酵母細胞が見られますが、その見た目は「スパゲッティとミートボール」のようであるといわれています。
マラセチアという名前は19世紀に脂漏性皮膚炎疾患の患者のフケの中にみられる菌として、この菌を最初に発見したフランスの科学者、ルイ・シャルル・マラッセにちなんで命名されました。
カナダ、スペイン、日本など各国の研究によって数字にばらつきはありますが、マラセチア菌は害を引き起こすことなく健康な成人の最大約90%の人が保有しているという数字が出ています。
この菌は、顔、頭皮、体の上部を含む人間の皮膚に存在し皮脂がある所で増殖する、親油性の脂質に依存する菌類で培養条件によって酵母型と菌糸型に変わる二形性の菌類です。
ほとんどの種が、長鎖飽和脂肪酸を合成しないため増殖のために皮脂を必要とします。

恒温動物の肌にはマラセチア菌のような微生物が常在

微生物たちは、概ね宿主と平和的に共存していますが人間や動物に深刻な疾患を引き起こす場合もあります。
この菌は、現在14種が認識されていますがそのうち8種は人間と関連がありこの菌が犬の外耳炎の原因になること、また、最も軽度の症状としてフケの原因になることは、よく知られています。
また、マラセチア菌はフケの原因になる以外にも宿主となる人間に関連する複数の要因によってさまざまな皮膚疾患を引き起こす可能性があります。
例えば、この菌は脂漏性皮膚炎や顔や頭皮における乾癬に起因しているといわれ、この菌のうちM.グロボーサ及びM.レストリクタ種が最も頻繁に起因している種であるとされています。
そのほか、アトピー性湿疹、癜風、毛包炎、新生児の頭部膿疱症にも関与しているといわれます。
一般的ではありませんが、マラセチア菌にはまたこのような皮膚疾患以外にも血流感染の危険があります。
静脈内脂質補給を受けている新生児、またはカテーテルを介して非経口栄養を受けている免疫不全患者においては、この菌が患者自身や他の誰かの皮膚から内在するのが容易になるため侵襲性感染症になる危険があるのです。
診断が遅れると危険な可能性がありますが、マラセチアだと断定されれば抗真菌薬での治療で血液から病原体は排除されますので通常は心配ありません。